2024年12月4日に開催された『フェムテックジャパン/フェムケアジャパン2024』。アイテム・サービスの展示が行われ、多くの来場者の心を掴んでいました。そこで、『フェムテックジャパンカレッジ』のライターが各メーカーに取材を実施!
レポートvol.3では、毎日を健康に心地よく暮らすためのアイテムやサービスをご紹介します。
トレーニングを取り入れて身体の状態を整える
(問い合わせ/株式会社MTG)
立ったり歩いたり、姿勢を維持するのに必要な筋肉である大臀筋(だいでんきん)を、EMSの刺激によって鍛えることができる『Hip Fit』。
履くだけで行えるトレーニングが1回23分でできるため、運動が苦手な人も続けやすいと思います。洗濯機で洗えるお手入れの簡単さも魅力です。
(問い合わせ/株式会社ジョコネ。)
心と身体が大きく変化する妊娠中や産後、更年期の女性をサポートする活動を行う『ジョコネ。』。
なかでも骨盤底筋トレーニングは、姿勢の崩れや尿モレを改善する効果があり、幅広い年代の女性に人気なのだそう。オンラインのパーソナルトレーニングというスタイルだから、子育て中のママも周囲を気にせずに受けることができるのも支持を集めている理由です。
毎日の健康習慣をサポートするアイテム
(問い合わせ/三和株式会社)
『Fertism』は、ナイトブラ、もしくはショーツに装着することで、睡眠中の体温を自動記録してくれるアプリ連動のヘルスケアデバイスです。記録された体温をもとに生理や排卵のタイミングを予測してくれ、体調管理としてはもちろん、妊活にも役立てることができます。装着するだけなので、計測・記録忘れが起こりにくいという利点も。
(問い合わせ/サンパルコ株式会社)
『フューロフェム』は、女性のメンタルヘルスケアをコンセプトに誕生した薬用入浴剤。身体を芯まで温めて血行を促進し、疲れや冷え症状などの改善につながります。
数あるフェムケアアイテムの中でも、入浴剤は生活に取り入れやすいアイテムだと思います。PMSや産後の気分の浮き沈み、更年期のイライラなど、女性特有の不調を感じている場合は、まずは湯船につかることをおすすめしたいです。
(問い合わせ/cheri温活よもぎ蒸し協会®)
温活の正しい知識やよもぎ蒸しを取り入れた温活メソッドを広める活動している『cheri温活よもぎ蒸し協会®』。ブースでは、自宅で手軽によもぎ蒸しを行うことが可能なセット『組立式よもぎ蒸しチェア「ナチュリア」』が展示されていました。『フェムテックジャパンアワード2024』で特別賞を受賞したアイテムです。
レンタルもできるので、まずは体験してみたいという人に最適です。
身にまとってケアができるアイテム
(問い合わせ/帝人フロンティア株式会社)
フェムテックブランド『itoomof.(いとおもふ)』では、女性の身体の悩みや不安を解消するさまざまなアイテムが展開されています。例えば、着用時の快適さを追求した『大人女子のための快適ショーツ&インナー』は、表面に付着したアルカリ性の汗を弱酸性に変えるpH調整機能がある生地が採用されており、肌への刺激が少ないのが特徴です。
インナーで肌トラブルが解消できるアイテムは、酷暑の夏を快適にしてくれそうだと感じました。
(問い合わせ/株式会社Dリテールクリエイションズ ●info-supreme.lala@diana.co.jp)
補正下着メーカーが開発した『+FT SUPREME.LA.LA.』の『ハイウエストガードルショーツ』は、内側のお腹全面と骨盤周りにガードルを内蔵。下半身を引き締める効果が期待できます。
ガードルが苦手でも、ショーツであれば毎日使い続けやすくなるのではないでしょうか。
(問い合わせ/株式会社rethink ●info@eneu-jp.com)
『ENEU』は、“ママたちが自分を大切にしてほしい”という思いで生まれたファッションブランドです。
『授乳ブラトップ』は胸全体を寄せてホールドすることでバストの下垂&脇流れを防止してくれます。さらに、乳輪部分には吸水・速乾性のある素材を使用していて、母乳漏れを防ぐことも可能。授乳服だと分からないデザインで、授乳を終えた後も普段着として使い続けられるのも魅力だと感じました。
(問い合わせ/Mint Veil)
授乳服には見えないデザイン性が印象的な『Mint Veil』の『授乳ワンピース』は、スタイルを良く見せることと動きやすさを重視した1枚。外出時の授乳の不安、産後の体型悩みなどが解消されそうです。
また、エレガントな雰囲気だから、お宮参りやお食い初め、学校行事など、オケージョンウェアとしても活躍しそうです。
(問い合わせ/有限会社モーハウス)
『フェムテックジャパンアワード2024』で審査員特別賞を受賞した『モーハウス』の『吸水速乾Tシャツ』は、被災経験のあるママと専門家の意見を反映させた災害用Tシャツです。災害時、避難所ではプライバシーが確保されないこともあるため、場所を選ばず、すぐに授乳ができるように、授乳時に肌が露出しない作りになっています。
赤ちゃんのおむつやミルクなどと一緒に、防災バックに備えておくと安心です。
執筆/平野絵梨香
No.00154