2025年7月10日に開催された『フェムテックジャパン/フェムケアジャパン2025』。会場では多彩なアイテムやサービスが展示され、多くの来場者で賑わっていました。そこで、『フェムテックジャパンカレッジ』のライターが各出展社に取材を実施!4回に渡り、イベントレポートをお届けします。vol.1では、ベーシックケアで美容と健康を支えるアイテムをご紹介。
身体の内側から調子を整える
>>>株式会社angeles
パッケージの鮮やかなカラーが印象的な『VIVID CACAO(ビビッドカカオ)』は、フリーアナウンサーの平井理央さんがプロデュースする、乳酸菌とビタミンを配合した機能性チョコレート。3週間、間食をこのチョコレートに置き換えるだけで、便通の改善や疲労感の軽減を実感したという声もあるそう。
甘いものを我慢せず、むしろ間食の時間を楽しみながら健康をサポートしてくれるのは嬉しいです。
>>>Alataka合同会社
『KIN no SUMIKA(キンノスミカ)』では、腸の仕組みに基づいた理論をもとに、腸内細菌を活発にするタブレットとパウダーを展開しています。
腸内環境を整えるためには、食物繊維を継続的に摂取することが重要。『菌の贈りもの』は発酵性食物繊維を配合したパウダーだから、ドリンクやヨーグルトに混ぜて手軽に摂ることができます。また、スティックタイプで持ち運びやすく、出張や旅行に持って行くことができるのも便利!
>>>マルマンH&B株式会社
『femyou(フェムユー)』は、ホルモンバランスの乱れによって起こる女性特有の悩みや不調をサポートするサプリメント。ライフステージに合わせた2種類が用意されています。
『Rafuma(ラフマ)』はPMSや生理前の不調に、『LIGNAN(リグナン)』は更年期に起こりやすい心身のゆらぎをテーマにしています。特に『Rafuma』は、生理前の不調が出やすい約2週間にあわせて内容量を14日分に設定。必要なタイミングに絞って取り入れられるので、サプリメントを飲み慣れていない人も続けやすいと思います。
心と身体を満たすセクシャルウェルネスケア
>>>合同会社anytee
“自分でとるのだ ゴキゲンは!”をモットーに、セルフプレジャートイなどを手がける『aib(アイブ)』。バイブとは思えないおしゃれなデザインの『TWINRAY(ツインレイ)』は、セルフプレジャーとしてはもちろん、パートナーと一緒に使うこともできるため、コミュニケーションツールとしての活用もできます。
女性が自分の身体を愛することで、人生をより豊かにしてほしいという想いが込められているそうで、こうしたアイテムがもっと世の中に広がっていくといいなと感じました。
>>>LELO
スウェーデン発のラグジュアリープレジャーブランド『LELO(レロ)』のトイは、可愛らしいものから洗練されたラグジュアリーなタイプまで、デザインのバリエーションが豊富。さらに、高い機能性や革新的な技術も兼ね備えていて、20年以上にわたって世界160カ国以上で愛されています。
女性用だけでなく、男性用やカップル向け、さらにはAI搭載のものなど、目的や使う人に合わせた幅広いラインナップも魅力。
>>>株式会社feel.
柔らかなパステルカラーのアイテムが目を引く『feel. (フィール)』は、” 美と性をつなぐセルフケアプロダクト”をコンセプトに、企画から販売までを行うブランド。
セルフプレジャートイのほか、骨盤底筋群を鍛える腟トレグッズや、バストトップの形を整えるものなど、さまざまな視点で女性の健康をサポートしてくれるアイテムが揃っています。自分の身体を大切にしたいという気持ちに寄り添ってくれるブランドだと感じました。
>>>株式会社Dioseve
妊娠や不妊に関することは、セクシャルウェルネスに関係しています。『株式会社Dioseve(ディオシーブ)』は、不妊治療に関わる技術を開発しているスタートアップ企業。iPS細胞から卵子の成熟をサポートする卵巣細胞を作り、卵子を体外で育てる独自技術を開発しています。
この技術が発展し、活用が進むことで、体外受精の機会が増えるほか、通院や自己注射によるホルモン投与の回数も減らすことにつながるそうです。時間的・心理的に負担を抱えがちな不妊治療のストレスが少しでも軽減されることが期待されます。
>>>Surearly 販売サポート担当 ●sales-support@shinseicorp.com
尿から女性ホルモンの量や周期をチェックできるセルフ検査キット『Surearly(シュアリー)』は、妊娠や排卵、更年期など、目的に応じた検査キットを選べるのが特長です。検査結果は、スマートフォンの専用アプリに自動で記録され、ホルモンの状態を目で見て確認することができます。
自分のホルモンバランスや周期の把握は、性の健康から見ても大切なこと。体調の変化や不調にも気付きやすくなり、病院を受診するきっかけにもなります。
執筆/平野絵梨香
No.00179
2025年8月1日リリース