ウェルネス・疾患ケア

定期的な婦人科健診へのきっかけに!セルフ検査キットが拡充中

婦人科健診の重要性は理解していても、忙しさや不安などから受診を後回しにしてしまう人も多いのではないでしょうか。そんな中、注目されているのがセルフ検査キットです。

自分の健康状態を知ることは、婦人科健診を受けるきっかけにもつながります。今回は、受診への第一歩として活用できるセルフ検査キットをご紹介します。

病気のリスクが調べられるキット

腸内フローラから病気リスクをチェック

腸内フローラから病気リスクをチェック

(問い合わせ/シンバイオシス・ソリューションズ株式会社 ●kenchonavi@symbiosis-solutions.co.jp)
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腸内に生息する細菌の集まりである腸内フローラは、乱れてしまうとさまざまな病気につながる可能性があります。『健腸ナビ®』は、腸内フローラの構成を調べ、30以上の病気のリスクをチェックできるのが特長。さらに乳がんやPMS、女性不妊症、女性更年期障害など、女性特有の7つの病気のリスクチェックにも対応しています。

リスクの高い病気に関しては、リスクを下げるためのパーソナルな食品が提案されるのも嬉しいです。

ハイリスク型HPVの感染検査から細胞診までをサポート

M-MedicalのHPV検査

(問い合わせ/M-Medical オンライン保健室
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子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスによって引き起こります。『M-MedicalのHPV検査』は、HPVの中でもがん化する可能性が高いハイリスク型に感染しているかどうかを調べる検査キットです。

検査の結果によってハイリスク型のHPVへの感染が疑われた場合は、追加料金なしでさらに詳細な検査である細胞診が実施でき、適切な治療が受けられるのも安心です。

女性ホルモンの状態をセルフチェック

毛髪10本で女性ホルモンの量が分かる

Proges(プロジェス)

(問い合わせ/ホルモン量測定キット問い合わせ窓口 ●apmed-helthcare@ap-med.co.jp)
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産婦人科専門医の監修で開発された『Proges(プロジェス)』は、毛髪を10本切って郵送するだけで、女性ホルモンのプロゲステロンの量を手軽に調べることができます。血液や唾液とは異なり、毛髪では過去3ヶ月分の平均値が測定できるため、自分の都合の良いタイミングでの実施が可能です。

さらに、数値化された結果に基づき、セルフケアでの対策方法や医療機関の受診についても提案してくれます。痛みや感染症リスクもなく、毛髪を送るだけというハードルの低さも魅力です。

約5分で女性ホルモンの状態を確認

Surearly(シュアリー)

(問い合わせ/Surearly 販売サポート担当 ●sales-support@shinseicorp.com)
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女性ホルモンの量や周期を尿からチェックする『Surearly(シュアリー)更年期の悩みを持つ方向けスターターキット』。女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンに加えて、更年期の傾向を示す卵胞刺激ホルモンの量も測定できる。約5分で結果が出るうえ、専用アプリにデータが蓄積されていくので、ホルモン周期の分析や更年期症状に応じた改善方法の提案、生理日・排卵日の予測も可能です。

この他に、生理や妊活で悩む人向けのキットもあり、ライフステージの変化に合わせて使い分けることもできます。

検査から健康相談までサポート

Menor HAIR SCAN(メノーア ヘア スキャン)

(問い合わせ/Menor HAIR SCAN
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『Menor HAIR SCAN(メノーア ヘア スキャン)』は、毛髪から女性ホルモンの量を測定できる検査キット。更年期女性の心身の健康をサポートするサービス『美容室はまちの保健室®︎』認定の美容室で美容師が毛髪をカットし、製薬会社の研究所へ郵送することで検査が行われます。

検査結果は、レポートと専用アプリで受け取ることが可能。結果を踏まえて更年期に関する知識を持つ美容師に健康相談もできるほか、症状が重い場合は更年期症状の相談ができる婦人科への受診にもつなげてくれます。

毎日の記録でより正確に健康状態を知る

tawagram(タワグラム)

(問い合わせ/株式会社Unwind
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『tawagram(タワグラム)』は、LINEを使って健康管理ができるサービスです。日々入力する体調データとスマートウォッチなどのデバイスから得られる睡眠時間や基礎体温、生理周期といった情報を連携し、自動で分析。その結果をもとに、ひとりひとりに合った健康アドバイスを教えてくれます。

まずは知ることから始めよう!

セルフ検査キットは、自分の身体の変化や違和感を確かめる手段として役立つアイテムです。ただ、それだけで終わりにせず、定期的な婦人科健診も併せて行うことが、健康を守るうえでとても大切。

セルフ検査キットを上手に活用しながら、自分の身体と向き合う習慣を始めてみてください。

執筆/平野絵梨香

No.00173
2025年6月20日リリース

フェムテックジャパンカレッジ編集部

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