イベントや旅行に行く機会が増える夏。「前々から計画を立てて楽しみにしていたのに生理がかぶってしまった!」という経験がある人もいるのでは?
そこで今回は、旅行や海などのお出かけと生理がかぶった時の対処法について、5名の女性にヒヤリング!取り入れているアイテムやお出かけの際の失敗談まで、普段はなかなか聞けないリアルな体験談を教えてもらいました。
生理中のお出かけには鎮痛剤を必ず持参
■ライター 平野絵梨香(筆者)(30代)の場合
「海外旅行と生理がかぶった時、すぐにトイレに行けないかもという不安があったので、常に夜用の紙ナプキンを使っていました。その時に使っていたナプキンは『ソフィ はだおもい 羽つき40cm』。シートがふわふわで肌触りがよく、長時間交換ができない時も不快感がないので普段から使っています。
また、生理痛の症状もあります。以前、自宅を出る時に鎮痛剤を飲むのを忘れてしまい、出かけた先で生理痛が起きたことあり、急遽友人に鎮痛剤を買ってきてもらいました。2時間ほど休んで痛みは治まりましたが、そのあとの予定をキャンセルしてしまったことがあります。それ以来、飲みなれている鎮痛剤は常に持ち歩くようにしています」
使い慣れている生理用品は旅行先でも安心できる
■自営業 K.Kさん(40代)の場合
「プライベートの場合は生理とかぶらないように予定を組みますが、出張の場合は難しいこともあるので対策をしています。
普段は吸水ショーツと紙ナプキンを併用していますが、泊まりの時は吸水ショーツの洗濯が難しいので、いつも使っているナチュラルタイプの紙ナプキン『ナチュラムーン』を、想定外のことが起きた時のためにも多めに持っていきます。
『ナチュラムーン』は、肌心地がよく、使い慣れているアイテムなので、お出かけの時も安心して使うことができます。
また、普段のお出かけで友人と食事へ行った時、トイレに行こうと席を立ったら経血がモレていて、イスを汚してしまったことがあります。一瞬焦りましたが座面が合皮だったので、気づかれないようにティッシュで拭いて対処しました。その日は黒い服を着ていて、モレが目立たなかったのも不幸中の幸いでした!」
布ナプキンは出先での急な生理の心強いアイテム
■PR業 K.Iさん(40代)の場合
「荷物がかさばらないよう、スリムタイプの紙ナプキンと布ナプキンを準備。そして、いつもより経血のモレが気になるので、布ナプキンに紙ナプキンをつけて対策をしています。
紙ナプキンは肌触りがいい『ソフィ はだおもい オーガニックコットン100% 羽つき36cm/極うすスリム 羽つき26cm』を、布ナプキンは『メイド・イン・アース』の昼用と夜用のものを使っています。『メイド・イン・アース』は柄のシンプルさがお気に入り!
また、過去に祖父母の家で生理になり、使用後の紙ナプキンを処理するのに手間取ったことがあります。さらに、男友達の家に遊びに行った時も同じことが……。
その出来事をきっかけに布ナプキンを取り入れるようになり、慌てずに対処できるようになりました。最近は月経カップも試していて、慣れれば今より快適に過ごすことができそうです」
タンポンでモレ知らず!温泉旅行も生理を気にせず楽しめる
■会社員 M.Nさん(30代)の場合
「イベントや旅行の時は、長時間ナプキンの交換ができないことを考えて、紙ナプキンとタンポンを併用しています。温泉旅行と生理がかぶった時は、準備してきたタンポンを使用して大浴場に入ったことも。
愛用中のタンポンは『ソフィ ソフトタンポン スーパープラス』。使いやすくて、高い吸収力がお気に入りです。学生の頃から普段の生理でもタンポンを使っていて、今も昔もなくてはならない存在です」
夜用のナプキンを使うことで量が多い日のモレの不安を解消
■会社員 M.Mさん(30代)の場合
「昼間でも夜用の紙ナプキンを使って経血のモレ対策をしています。イベントを楽しみたいので鎮痛剤も必須!また、プールや海は、周りに迷惑がかかるかもしれないことを考えて水には入らず、プールサイドや砂浜で休むようにしています。
子どもがいるのですが、幼い頃は出かけた時にタイミングよくトイレに行けないことも多く、経血量が多い日にモレてしまったことがあります。夜用の紙ナプキンで対策をするようになったのはその失敗がきっかけです」
お出かけを楽しむためにも対処法を持っておこう
お話を伺った5名は、お出かけ時に生理がかぶってしまった時は、使い慣れている生理用品を取り入れたうえで、モレ対策を行っているとのこと。そして、生理痛対策として鎮痛剤も用意。
このように自分なりの対処法を持っておけば、お出かけと生理がかぶってしまっても、事前に準備することができ、現地でも気にせず過ごすことができます。
今回のレポートを参考に、自分に合った対処法を見つけて、おもいっきりお出かけを楽しんでください。
執筆/平野絵梨香
No.00061