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フェムテックの知識や情報が得られるメディアやイベント7選『フェムテックジャパン/フェムケアジャパン2024 in TOKYO』イベントレポートvol.2

2024年6月6日に開催された『フェムテックジャパン/フェムケアジャパン2024 in TOKYO』。今回も多くの来場者が訪れ、活気あふれる1日限定の祭典となりました。そこで、さまざまなアイテム・サービスの中から、『フェムテックジャパンカレッジ』のライターが注目したアイテムやサービスをピックアップ!

レポートvol.2では、フェムテックの知識や情報が得られるメディアやイベントを7つご紹介します。

1.更年期に役立つ情報やリアルな体験談を届ける

OTONA SALONE(問い合わせ/アフタヌーンエイジ プロジェクト

『アフタヌーンエイジ プロジェクト』は、更年期世代が抱える悩みや不安をサポートするために誕生。更年期を快適に過ごすための役立つ情報をWEBメディア『OTONA SALONE』や書籍の出版、ワークショップの開催を通して発信しています。

特に、同世代のリアルな体験談は「自分と同じ悩みを持っている人がいる」という安心感が得られるはず。更年期世代の女性に寄り添ってくれる活動だと思いました。

2.フェムテックに特化したプレスリリースの情報サイト

フェムテックプレス

(問い合わせ/フェムテックプレス

製品やサービス、企業の活動などを伝えるために活用されているプレスリリースは、毎日さまざまな企業が配信しています。その中でも、フェムテック・フェムケアに特化したプレスリリースの情報をまとめているのが『フェムテックプレス』です。

フェムテックへの知識をより深めたい時、最新のニュースを調べる時などに効率よく情報を得ることができそうです。

3.漫画を通して人生の選択肢を広げてくれるWEBメディア

MOREDOOR(モアドア)

(問い合わせ/株式会社ゼネラルリンク

漫画を読みながら、心や身体の悩み、性教育、ジェンダー観などが学べる『MOREDOOR(モアドア)』。人生の選択肢が広がる知識や情報を得ることができます。

実際に読んでみるとさまざまな価値観や知識を知ることができ、自分自身を肯定するきっかけにもなりそうです。

4.産前産後や更年期の女性のために医師監修の情報を発信

T-LAB(ティーラブ)

(問い合わせ/トーイツ株式会社

『T-LAB(ティーラブ)』は有志の女性社員が立ち上げた、産前産後や更年期の女性をサポートするためのフェムテックプロジェクトです。医師・助産師が監修したコラムやスタッフの体験談などをSNSや冊子を通して発信しています。

初めての出産や更年期の始まりは、知らないことが多く不安を感じやすいと思います。正しい知識を身に付けておくことは、自分の身体の変化を理解することになり、悩みや不安の解消につながると感じました。

5.自分の身体との向き合い方をサポートしてくれる

ジョコネ

(問い合わせ/株式会社ジョコネ。

『ジョコネ』では、女性のヘルスリテラシー向上を目指し、セミナーや骨盤底筋トレーニングなどの開催を行っています。ヘルスリテラシーとは、健康や医療に関する正しい情報を得て理解し、活用する能力のことです。

自分の身体のことを知り、向き合うことで、生理痛や産前産後、更年期など健康への悩みを解消することにつながっていきます。自分を大切にできそうな心強い取り組み!

6.最新情報に直接触れることができる体験型イベント

BEAUTY GALA

(問い合わせ/株式会社ritu

体験型の美容イベントの『BEAUTY GALA』では、フェムケアやインナーケア、美容医療などさまざまなジャンルのブースが出店。メーカー担当者から直接話を聞ける機会でもあり、クリニックの医師から美容カウンセリングを受けることもできます。

フェムケアアイテムを扱うメーカーも多く出店されているそうで、実際に話を聞くことで知識も深まり、より安心してアイテムを取り入れることができると思いました。

7.生理用品が当たり前にトイレに置いてある状況を目指す

生理革命委員会

(問い合わせ/生理革命委員会 ●Instagramアカウント @krk_periodrevolution)

岡山県の女子高校生3人で結成された『生理革命委員会』は、“生理の貧困”をテーマに生理の大切さや正しい知識を広める活動をしています。現在は、トイレットペーパーと同じように生理用品をトイレに設置することを目標に、岡山県内の高校で実証実験を行っているそう。

筆者も学生の頃、突然生理になって手元にナプキンがない、経血量が多くナプキンが足りないと困った経験があります。経済的な理由に限らず、こういった状況を緩和するためにもこの活動がより広がっていくことを期待しています。

執筆/平野絵梨香

No.00127

フェムテックジャパンカレッジ編集部

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