生理・PMS

【教育関連のフェムテック製品・サービスを4つご紹介】フェムテックジャパン2022イベントレポートvol.1

表参道で日本らしいフェムテック・フェムケアを”をテーマに、女性特有の健康課題解決へとサポートしてくれる製品やサービスが集結した『フェムテックジャパン2022』。注目の製品やサービスをカテゴリーごとにピックアップ!

気になる教育ジャンルには、親子で向き合える製品をはじめ、大人になってからも学び直せるコンテンツもありました。

温泉や大衆浴場でも安心して入浴できる子ども用の入浴時『PASSPORT(R)』

温泉や大衆浴場でも安心して入浴できる子ども用の入浴時『PASSPORT(R)』 ※2023年から温泉施設での実証試験を開始し、2024年4月頃から温泉施設やスーパー銭湯などで販売を開始予定。問/帝人フロンティア●0120-945-720

周りの視線から子どもを守るために開発されたのが、『PASSPORT(R)』という子ども用の入浴着。撥水加工生地を採用し、身体に張り付きにくい、お湯を含んでも重たくなりにくい、透けにくい工夫が施されており、着用したまま身体が洗えるデザインや着脱しやすい設計になっているのも好印象。

プライベートエリアを覆うことで、子ども自身はもちろん、親も安心して入浴を楽しむことができますよね。これまでの当たり前の習慣に気づきを与えてくれるアイテムです。

生理の基礎知識や生理用品について学べる『はじめての生理準備BOX』

生理の基礎知識や生理用品について学べる『はじめての生理準備BOX』
問/一般社団法人 READY BOX●info@readybox.jp

「恥ずかしい」「知らなかった」で傷つく子どもをゼロにしたいという想いから、適切な知識を学ぶ機会と性に関することへのポジティブな空気を作るために立ち上がったという『READY BOX』。生理についての知識が学べるブックレットや複数の生理用品、ポーチなどが入っている『はじめての生理準備BOX(¥3,000)』をはじめ、子ども向けの教材開発やセミナー・講演などを行っています。

10 for 1 box

さらに、『はじめての生理準備BOX』が10箱購入されるごとに、1箱がひとり親家族の子どもへ寄贈される『10 for 1 box』活動も実施。間接的に活動への支援につながるのも嬉しいですよね。

学び直しができる『フェムケアプロジェクト』

問/産経新聞社メトロポリターナ「Fem Care Project」事務局●fem-care-project@sankei.co.jp

『フェムケアプロジェクト』は、性別や世代を超えた相互理解や思いやりの大切さ。また、オープンに会話ができる雰囲気づくりや学び直しの必要性に着目し、誰もが当事者としてお互いに理解し合いよりそうことのできる社会の実現を目指しているプロジェクトです。

Twitterでは意識と行動を促す情報の発信を行い、オンラインイベントも開催!自分の身体や心を知ることは、他者を理解することにもつながっていきますよね。ぜひ、『フェムケアプロジェクト』から自分の身体と心を知るヒントを見つけてみて。

『矢野経済研究所』では、フェムテック市場についてのデータをチェック


問/矢野経済研究所 

『ブームに沸く「フェムテック&フェムケア市場」の最新動向』のセミナーにも登壇した『矢野経済研究所』は、1958年に設立された独立系総合マーケティング調査機関。全産業を対象にした、高度な調査能力と独創的なビジネス構想力で顧客の経営課題を解決へと導くサポートをしています。

フェムテック&フェムケアマーケットの調査情報は2021年よりリリースしており、特にフェムテック産業の従事者やメディア関係者には重要な情報を得ることができます。

エンドユーザーとしては直接的にかかわる機会は少ないかもしれませんが、メディアやSNS、イベントなどを通して得ている情報には『矢野経済研究所』の調査データが使われているかも。確かな情報ソースとしてこういう機関の存在は大切です。

イベントレポートは下記YouTubeからもご覧いただけます

https://www.youtube.com/watch?v=cfJfI5QdgAs

https://www.youtube.com/watch?v=kyLIeRFiROY

以上、フェムテックジャパン2022イベントレポートvol.1をお届けました。

No.00009

フェムケアコンシェルジュ 木川誠子さん

出版社勤務を経て2009年よりライター・エディターのフリーランスとして活動。ウェルネスや美容、ライフスタイルのコンテンツを発案し、ディレクションから執筆まで一貫して携わる。2016年から兼ねてより関心のあったフェムテック領域に本格的に取り組み始め、フェムケアをはじめ、五感を通して自分を知るための”フェムアートプロジェクト”を立ち上げる。2022年には『株式会社k company』を設立し、その実践の場を創造・提供。また、10年以上の取材による知見と3000個以上のフェムケア製品を試した経験を活かして、フェムケアコンシェルジュとして、独自の発信を行っている。『フェムテックジャパンカレッジ』の記事制作ディレクターでもある。