生理・PMS

フェムケアを当たり前に!成分、テクスチャー、香りなど、こだわりぬいたフェムケアアイテム【フェムテックジャパンアワード2023 エントリーNo.5 piton フェムケアオイル】

2023年のフェムテック・フェムケア総決算イベントとして、『フェムテックジャパン2023/フェムケアジャパン2023』を2023年12月7日に開催!そして、同時に『フェムテックジャパンアワード2023』が発表されます。

そこで、『フェムテックジャパンアワード2023』にエントリーいただいた製品・サービスを順次ご紹介。製品・サービスの誕生背景や特徴、担当者からのメッセージをお届けします。今回は、フェムケアオイルでエントリーの『piton(ピトン)』です。

ハワイ産のタマヌオイルを配合した『piton フェムケアオイル』
ハワイ産のタマヌオイル

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piton(ピトン)は、ハワイ産のタマヌオイルをキー成分としたフェムケアブランドとして誕生!「タマヌオイルに出会ったことで、フェムケアトータルブランドの着想を得て、新たな美と健康の習慣を伝えていきたいと思いました」と、ブランドディレクターの森元智也さん。

このタマヌオイルは、皮膚トラブルの万能薬として古くから取り入れられているほど、抗炎症作用、抗菌作用、水分保持力などに優れているそうです。そして、デリケートゾーンにより優しい仕様にするため、タマヌオイルとともにサンフラワー油、ヤシ油、マカダミア種子油などのボタニカルオイルも配合し、完成したのが『piton フェムケアオイル』。

特徴1 あえての香りレス!とことん処方にこだわった
あえての香りレス

「タマヌオイルは、長きに渡って人の皮膚に使われてきた歴史や文化を持っています。その価値観はデリケートゾーンに取り入れる成分として、安心して取り入れられると感じました。

完成までにはさまざまな処方を試し、例えば、タマヌオイル100%バージョンも検討したいのですが、あまりにも薬草っぽくなってしまうため使っていて気持ちよくないかもしれない……と。いろいろと試した結果、タマヌオイルが持つ抗炎症や抗酸化作用、高保湿などのポテンシャルを活かしながら、より多角的にアプローチしたいと考え、ボタニカルオイルや機能性ペプチドのキュアペプチンを配合することにしました。

また、スキンケアアイテムにおいて香りは重要な役割があると思うので、いろんな精油との組み合わせも試しました。ですが、もともと香料は使いたくないという考えもあったことから、結果ブレンドオイルの自然な香りのままローンチすることに。当初は香りについてさまざまな声が届きましたが、今では「むしろこの自然な香りいい!」と言っていただけるようになりました」(森元智也さん)

特徴2 子どもからシニア世代までが使える設計に
子どもからシニア世代まで

piton アドバイザーである今中美代子さんは、『total care & beauty salon VICTORIA』の 代表であり、セラピストとして活動しています。自身の体験も含め、多くの女性の悩みに寄り添ってきた経験も製品にも落とし込まれているとか。

「サロンのお客様は9割が女性ということもあり、PMSや更年期症状など、女性特有の悩みを聞く機会がとても多いです。ひとりひとり異なる悩みに対して、セラピストとしてもっとできることはないか……ということを考えていました。また私の場合、娘のデリケートゾーンが腫れてしまうという経験もあります。病院で検査をしても原因がわからず、いろいろと試してみても改善せず、答えのない日々を過ごしていたこともあり、娘にも使えるケアアイテムを作りたかったという想いもありました。世代に関係なく悩んでいる女性のリアルな声を聞いているので、その悩みが少しでも解決に近づいていくように……と、こだわりを持って開発したのが『piton』の製品です。

娘が『piton フェムケアソープ』を使った時に、「ママ、しみないよ!」と言った嬉しそうな顔は今でも鮮明に覚えています。そして、洗った後は『piton フェムケアオイル』で保湿。長年、悩んでいたことはなんだったのだろうと思うくらい、デリケートゾーンが腫れることがなくなりました」(今中美代子さん)

イベントやアワードを通して想いを伝えていく

「デリケートゾーンのケアは、まだまだ知らない人もいますし、取り入れていてもきちんとケアできていない可能性もあると感じています。だからこそ、伝えていくしかないと。

以前、来場者として『フェムテックジャパン』に行った時、出展社とお客様との距離が近くて、その濃密な感じがいいな~と感じました。今回出展することになり、すでにサロンのお客様からも「行きます!」とメールが届いていて、私自身も直接お話しできることを楽しみにしています」(今中美代子さん)

「『フェムテックジャパン』は、主催側が情熱的で、真剣に取り組んでいるのを感じました。入場料が設定されていることで、来場者の熱量も高く、学ぼう、吸収しようという姿勢が感じられるのも素晴らしいイベントだと思っています。

男性である僕がフェムケアブランドに関わっていると驚かれることもありますが、男性がフェムテックやフェムケアをどう学んでいくべきかということを伝えていけるので、男性の来場者とのコミュニケーションを楽しみにしています」(森元智也さん)

執筆/木川誠子

No.00078

フェムテックジャパンカレッジ編集部

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