一生を共にするアプリとして女性のヘルスケアを支えたい!【フェムテックジャパンアワード2023 エントリーNo.1 4MOON】

2023年のフェムテック・フェムケア総決算イベントとして、『フェムテックジャパン2023/フェムケアジャパン2023』を2023年12月7日に開催!そして、同時に『フェムテックジャパンアワード2023』が発表されます。

そこで、『フェムテックジャパンアワード2023』にエントリーいただいた製品・サービスを順次ご紹介。製品・サービスの誕生背景や特徴、担当者からのメッセージをお届けします。今回は生理日管理/ヘルスケアアプリの『4MOON(フォームーン)』です。

生理周期や体型管理まで、ヘルスケアアプリ『4MOON』
4MOON

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2021年5月にローンチした『4MOON』は、生理周期をはじめ、体調やダイエット記録。さらにはスケジュール管理なども行えるオールインワンヘルスケアアプリです。実は、ローンチの10年以上前から関連会社で生理日管理サービスを展開しており、『4MOON』はリボーンモデル。その際に思春期から更年期以降までと、全世代の女性が利用できる仕組みに変更したそうです。

「生理日管理アプリは閉経を迎えると利用しなくなるため、ユーザーさんから『閉経しました。もっと使っていたかったけど退会します。今までありがとうございました!』と、メールで連絡をいただく機会が多かったです。そのメッセージを読みながら、閉経を迎えたら使えなくなるのはおかしい。更年期になるとこれまでとは違った不調が起こることがあるから、引き続き体調管理はしたいはず。生理のありなしに関わらず、ずっと使っていくためにはどうしたらいいかな……と考えました」(開発担当 佐久間李花さん・以下同)

特徴1 自分が記録したい内容にあわせてカスタムできる
記録項目変更タブ変更

「ライフステージに依存せず、ずっと使っていただくためにはひとりひとりが使いやすいようにカスタマイズできることが重要だと思いました。そこで、記録したい項目を選んでいただけるようにしました。

例えば、生理周期の管理をメインにしたい場合は、『生理日管理』『基礎体温』『体重』『SEXと性衝動』。体調管理をメインにしたい場合は、『体重』『お通じ』『歩数』『血圧』といったように、16の項目から選んでいただけます。

また、10代は体重やお肌の状態が気になるけど、20代後半から30代になると妊娠について考えるようになるなど、世代によっても気になることは変化してくると思います。ライフステージごとのニーズに合わせて項目を追加したり、減らしたりすることも可能です。

『4MOON』はひとつのアプリ内で、成長やライフステージの変化に合わせた記録のニーズをすべて叶えていくことを目指しています。そのため、現在でも新規機能の開発を進めています」

特徴2 毎日楽しめるオリジナルコンテンツも充実
オリジナルコンテンツ

「『4MOON』では、記録・管理する以外にも、さまざまなコンテンツをご用意しています。

例えば、『今日の体調』では、ユーザーさんご自身の生理周期に合わせて『今日の体調はこんな感じですよ』とお伝えし、『今日の”ととのえ”』としておすすめのヨガ動画やツボ押しコンテンツを配信しています。

また、『毎日チャレンジ』というオリジナルコンテンツでは、歩いた歩数によってチケットを配布し、そのチケットで抽選を行うことでプレゼントをお贈りしています。ゲーム感覚で参加してくださるユーザーさんが多いです」

その他にも、アプリアイコンのデザイン変更ができることやパートナーに生理日やイライラ期などをお知らせする通知(上限3通)など、これらすべてが無料で行えることも『4MOON』のすごさ。ちなみに、オンライン医療診療やカレンダーに使用できるスタンプの数が増えるなど、有料プランもあります。

思春期から更年期まですべての女性のヘルスケアの支えに

「『フェムテックジャパン』には、第1回の開催から毎年出展しています。来場される方々は、フェムテックやフェムケアに関心の高い方々が多い印象があり、端末を操作して『4MOON』の魅力を直接お伝えしながら会話を通して温度感を知ることができるので、機能の開発や今後の出展内容の参考にしています。

また、業務提携などのアライアンスのお話をいただくことも多く、ユーザーさんに喜んでもらえるような取り組みを実現したいと思っています。

そして、女性の健康課題に対してテクノロジーを用いて解決する製品やサービスというフェムテックの定義は、まさに『4MOON』が体現していることだと感じています。『4MOON』が強化しているヘルスケアアプリ(Appleが提供するアプリ)との連携なども含めて、生理日管理アプリができることはまだまだあると。今回は『フェムテックジャパンアワード』にも参加していますので、“日本のフェムテックと言えば4MOON!”と言っていただけるように、想起していきたいと考えています」

執筆/木川誠子

No.00075

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