「フェムテック」「フェムケア」に関するカオスマップ「Femtech Japan / Femcare Japan 2022 industry cloud β版」を発表

フェムテック/フェムケア市場に関わるカテゴリーの明確化と、関連市場のさらなる発展を期待し、日本国内におけるフェムテック/フェムケア市場の枠組みを示した「Femtech Japan 2022/Femcare Japan 2022 industry cloud β版」を発表しました。

Femtech Japan / Femcare Japan 2022 industry cloud β版

Femcare Japan 2022 industry cloud β版

カオスマップ公開の背景

Femtech(フェムテック)とは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)を掛け合わせた造語であり、女性特有の健康課題をテクノロジーを生かして解決しようという取り組みを指した言葉です。2020年以降、「フェムテック」という言葉を耳にする機会は急激に増えていますが、「フェムテック」に該当する商品・サービス群は今まさに発展途上であり「フェムテック」という言葉が示す市場の全体像は定まっていません。

また、「テクノロジー」という言葉の持つ意味が広いため、「フェムテック」と「フェムケア」の境界も非常に不明瞭であり、そのことも「フェムテック」の“わかりづらさ”につながっていると考えられます。実際、当社にもメディア関係者、流通関係者をはじめ様々な方から「調べてもフェムテックの明確なカテゴリー分けが分からない」「どこまでがフェムテックでどこからがフェムテックでは無いのか分からない」というお問い合わせをいただくことが増えています。そのような状況を受け、このたび「フェムテック」「フェムケア」に関するカオスマップ「Femtech Japan / Femcare Japan 2022 industry cloud β版」を発表しました。

本カオスマップについて

本カオスマップでは「フェムテック」「フェムケア」の区別は実施せず、「女性特有の健康課題解決を目指す」取り組みを広く掲載しました。これは「フェムテック」と「フェムケア」の境界はそもそも非常に不明瞭であり、「フェムテック」の範囲を正確に定め区別することよりも、改めて「フェムテック」「フェムケア」を広くとらえることで、多くの商品・サービスが互いに補い合いながら共に「女性特有の健康課題解決を目指す」ことが重要だと考えるためです。

本カオスマップはβ版であり、個別のブランド・商品・サービス名を掲載するのではなく商品・サービス分野を掲載し、まず業界の対象範囲を整理しました。今後個別のブランド名等を追記し正式版のカオスマップを作成いたします。すでに「フェムテック」「フェムケア」の業界には数多くのブランド、商品、サービスが存在します。正式版のカオスマップ作成にあたっては、ブランド規模の大小にかかわらず、「フェムテック」「フェムケア」をともに盛り上げていくパートナーとして思いのあるブランドを掲載していきたいと考えています。

正式版の作成にあたり、当社独自のマップ作成に加え、掲載を希望されるブランドも広く募りたいと考えます。掲載をご希望の場合は本ページ下部のエントリーフォームからご連絡ください。なお、本発表のβ版に記載のない商品分野である場合でも、「フェムテック」「フェムケア」に該当すると判断できる場合は掲載いたしますのでその旨含めてご連絡ください。

Femtech Japan 2022 / Femcare Japan 2022
industry cloud β版 対応リスト

フェムテックカオスマップリスト1

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フェムテックカオスマップリスト2

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※本資料は、株式会社G-Placeが独自に作成したものですが、その内容の正確性、適切性、最新性および完全性について何らの表明または保証をするものではありません。
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本カオスマップのご利用について

本カオスマップは、引用の範囲内でご自由にお使いください。ただし、ご利用の際は必ずマップの全体画像を掲載いただくこととし、一部切り取ってのご利用はお控えください。また、以下の通りに出典を明記してくださるようお願いします。
「出典:フェムテックジャパン https://femtech-japan.com/」

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